ラフに入ったボールは、芝の上に乗って少し浮いた状態になることがあります。
このまま打つと、浮いたボールの下をヘッドが通り抜ける”ダルマ落とし”のミスショットになることがあります。
前田陽子プロは、このミスを防ぐためには
手元を体の真ん中にセットしてからの払い打ち
が有効としています。
(このコンテンツはGOLF TODAY 2017年2月号(Amazon)2017年2月号78~79ページを参考にしています。サンプルを読む・kindle版あります)
ラフからのショットは、芝の抵抗を減らすため打ち込みスイングになりがちです。
これではヘッドが深く入りすぎてしまい、球が少しでも浮いているとダルマ落としのリスクが大きくなってしまいます。
そのため前田プロは「バンカーショットをイメージして払い打つのが正解」としています。以下にポイントをまとめます。
・スタンス・ヘッドはオープンに
オープンスタンスで振り抜きをスムーズにします。へッドも開きましょう。
・テークバックはアウトに
オープンにしたスタンスに沿って、テークバックはアウトサイドに引きます。インに引くとダフりやすくなります。
・ハンドファーストに構えるのはNG
ハンドファーストではクラブが上から入りやすくなります。手は体の真ん中にセットします
・ヘッドファーストで振り抜く
アプローチでは”ハンドファースト”が強調されますが、それではヘッドが深く入りやすいのでダルマ落としを招きます。ラフではヘッドファーストで振り抜きましょう。
以上を意識したら、手前の芝ごと払い打つイメージでスイングします。
球の状態によって違いますが、半分以上埋まっていたら払い打って球を確実に運ぶのが正解です。
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