このサイトでは、「力を抜くための素振り」をいくつか紹介しています。
「ごくゆっくり振る」「すごく軽いものを持っている意識で振る」など、自分に合う方法を実践しているゴルファーも多いのではないでしょうか。
雑誌「GOLF TODAY」に、竹村真琴プロの「ホース素振り」の記事がありました。一部を抜粋して紹介します。
(このコンテンツは雑誌GOLF TODAY2014年05月号(Amazon)90~91ページを参考にしました)
ホース素振りの狙いとやり方のポイント
ラウンド前の朝練習で、球に合わせるようにスイングしてしまうことはないでしょうか?
これでは、いざラウンドが始まっても手先で打ってしまい、球が曲がりがちになります。
それを防ぐのが「ホース素振り」です。
竹村プロいわく、「左右に振ったときに、ホースが体に巻きつくようにビュンビュン音を立てて振って下さい」とのことなので、かなりハデに振ってよさそうです。
この練習法には次のようなポイントがあります。
・遠心力を感じて、ヘッドが走る感覚をつかむこと
・ホースを体に巻きつかせる
両腕の三角形を保つ気持ちが強すぎると、両腕に力が入ってホースはトップとフィニッシュで体に巻きつきません。
両腕を柔らかくしてフェースを返すように積極的に振ります。
ホースが無い場合は・・・
・クラブの水平素振りで遠心力を感じて両腕を返す
文字どおり水平に振る素振りも有効です。
力を抜いて振り、ヘッドの重みを感じましょう。
両腕を柔らかく使ってフェースを返すように振れればOKです。
※スイングドクターはホース素振り同じ原理で練習するアイテムです
柔らかシャフトのロジャーキングスイングドクター評価は
その他の練習法とコツ
Golf Todayの記事には、ホース素振り以外の練習法やコツも紹介されています。
一部を紹介します。
クラブを持ち、丹田を意識して身体を回す素振り
お腹の前で、クラブを両手で支え持ち、へその2cm下の部分を引っ込めます。
この部分は「丹田」で、ここを意識して引っ込めることで体幹が安定し、バランス向上につながります。
つまり、ティショットのスイングバランスがよくなるのです。
まずは練習場で試してみて下さい。
曲がりやヒッカケなどを球の位置で修正する
朝の練習でミスが発生した場合、スイングを変えるのではなくボールを置く位置で修正する方法があります。
修正の仕方は以下のとおりです。
スライスが多い→通常より1個分遠くに置く
ひっかけが多い→通常より1個分近くに置く
打球が高すぎる→通常より1個分右に置く
打球が低すぎる→通常より1個分左に置く
これはいわば「球の位置で球筋を変える」方法で、スイングはいじらないのがポイントです。
練習だけでなく、もちろんコース上でも使えます。