堀尾研仁コーチが著書「ゴルフ 迷わないラウンド術」で、芝を使った風の強さの読み方と番手を替える基準を解説されています。
「アゲンストの風だから番手をひとつ上げよう」と打ったものの、全く届かなかった、という経験はありませんか?
そんな方はぜひチェックしてみて下さい。
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ゴルフ 迷わないラウンド術
※QRコードで一部解説を動画確認できます
※サンプルを読む・Kindle版あります
同書の70~73ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
風の対応に「一番手だけ上げ下げ」にこだわらない
当然のことですが、プロも風は強く意識しています。
プロは風に敏感です。
ヘッドスピードが速いほどバックスピン量が増えるので、男子プロがアゲンストでショートアイアンを打つ場合には特に気を遣います。
もちろんヘッドスピードの如何にかかわらず影響はありますから、アマチュアの方もアゲンストでは番手を上げ、フォローでは番手を下げます。
このやり方で問題ないのですが、もっと掘り下げる余地がありそうです。
その判断は間違っていませんが、多くのアマチュアは1番手上げ下げするのがせいぜいです。
経験値が少ないのでそうなるのは仕方ありませんが、もっと柔軟かつ大胆に番手をかえるとスコアが良くなります。
これは具体的にどういうことでしょうか?
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芝の落ち方と風の強さ「15度刻みで番手を替える」堀尾コーチ
これはつまり、風の強さによっては3番手替えてもOKということです。
一般ゴルファーなら、向かい風がどれだけ強くても3番手上げるケースはまれではないでしょうか?
こうしたクラブ選択には、風の強さを把握しなくてはいけません。
この風の強さの読み方について、堀尾コーチは「番手の上げ下げは無限。基準を作って読む」として、このように解説されています。
風がショットに与える影響を推しはかるには基準が必要です。
僕にはアマチュアの方とラウンドレッスンのときに必ずお伝えすることがいくつかありますが、風の判断の仕方もそのひとつ。
投げ上げた枯芝が真下に落ちる状態を無風で0度とした場合に、45度くらいの角度で落ちれば1番手、60度くらいなら2番手、75度くらいなら3番手というように、15度刻みで1番手を目安にクラブを替えるようすすめています。
それ以上の角度で飛ぶようなら、番手を上げるとともにスピンを抑えた打ち方が必要になりますが、これは覚えなくてはいけない。
ショットする場所とグリーン周辺では風向きが違う場合もあります。
この点も考慮しつつ「向かい風が強いなら2~3番手上げもアリ」を実践してみてはいかがでしょうか。
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